こんにちは!田園調布小さな焼き菓子専門店「COMME PARIS(コム・パリ)」編集部です。
テレビや雑誌などでブームの「カヌレ」とはどんな洋菓子なのでしょうか?今回は焼き菓子専門店であるCOMME PARISが、自ら徹底解説します。
結論からお伝えすると、カヌレとはフランスのボルドー地域の伝統的な洋菓子です!正式名称は「カヌレ・ド・ボルドー(cannele de bordeaux)」。本記事では、カヌレの歴史と作り方、そして食べ方を徹底解説します。
カヌレとは?どんな焼き菓子?
カヌレとは、フランスの伝統的な焼き洋菓子で、生まれはボルドー地方と言われております。
正式名称は「カヌレ・ド・ボルドー(cannele de bordeaux)」。由来は、カヌレ(cannele)がフランス語で「溝のついた」という意味があること。つまりは、見た目と地名を合わせて付けられた名前です。
元々フランスのボルドー女子修道院で生まれた焼き菓子とされており、現在は日本国内でもコンビニエンスストアや百貨店、そして洋菓子専門店で購入することができ、日本中で愛されるお菓子となっています。
カヌレとは?どんな歴史があるのか(誕生〜ブーム)
カヌレ誕生は謎に満ちています。カヌレの誕生はフランスのボルドー地域で有名な赤ワインの製造に大きく関わっています。赤ワインの製造工程の"コラージュ"では卵黄を使用しないため、大量の卵黄があまってしまいます。そこで卵黄を使用したお菓子を副次的に作ることができないかと考えた末に生み出されたものがカヌレだと言われています。時代的には1500年代にボルドー地域の女子修道院で生み出され、フランス革命を経て資料が消失するなどの歴史を辿ってきました。
◉ カヌレ 1次ブーム
1986年からピエール・エルメ氏がパリのフォションでカヌレを発売し、一躍人気となりました。1995年からは日本でも知られるようになり、プランタン銀座の「ビゴの店」で大量陳列されたことから一気に広がったとされています。
◉ カヌレ 2次ブーム
2012年から兵庫県芦屋市の「ダニエル」でミニサイズのカヌレを開発・販売したことから改めて脚光を浴びました。ラムレーズン、珈琲、りんご、抹茶など多彩なフレーバーを加えた「プチカヌレ」が現在の定番となっています。
カヌレの作り方
カヌレの原材料
| No. | 原材料 | 量 |
|---|---|---|
| 1 | バニラビーンズ | 1/4 |
| 2 | 強力粉 | 30g |
| 3 | 薄力粉 | 30g |
| 4 | 微粒子グラニュー糖 | 125g |
| 5 | バター(無塩) | 10g |
| 6 | 卵白 | 30g |
| 7 | 卵黄 | 10g |
| 8 | ダークラム | 15g |
| 9 | チョコレートペン | 1本 |
| 10 | カヌレの型 | ー |
カヌレの作り方
牛乳を温める
鍋に牛乳を用意します。バニラビーンズを縦に切り、中のビーンズをナイフで軽くかき出しながらさやごと加え、火にかけて沸騰直前まで温めます。蓋をして置き、40度まで冷ますことがポイントです。
粉類を合わせる
粉類を合わせてボウルにふるい入れ、グラニュー糖も加えて混ぜるようにします。
牛乳・卵を加えて混ぜる
1の牛乳(バニラのさやごと)を全て加え、ホイッパーでぐるぐる混ぜます。そこに、卵黄と卵白も加えて更に混ぜます。
バター・ラム酒を加える
粉類の玉がなくなったタイミングで、溶かした状態のバター、ラム酒を加えて混ぜます。
冷蔵庫で24時間休ませる
ボウルにラップを密着させた後で、冷蔵庫で24時間休ませます。冷蔵庫から取り出した生地を底から混ぜて均一な状態にしたら、新しいボウルに濾していきます。
型に流し込み、オーブンで焼く
カヌレの型を用意し、溶かしバターを外壁に塗ります。型の8分目まで生地を流すことがポイント。200度に予熱したオーブンで60分焼き、網の上に出して冷まします。
デコレーション
最後に、お好みでカヌレ上部にデコレーションをしましょう。チョコペンを溶かして上部に絞るといったものが一般的なデコレーションです。家庭でもオーブンさえあれば作れます!
カヌレのおすすめ食べ方
カヌレの食べ方を全部で3種類ご紹介します。
1オーブントースターで焼く
常温のままオーブントースターにセットして、3〜5分程度焼きましょう。冷凍カヌレは解凍して常温にした状態で入れ、焦がさないよう時々回転させることがポイント。
2電子レンジで温める
常温のカヌレを電子レンジで40秒〜1分ほど加熱するだけで完成。加熱しすぎると生地の水分が飛んでしまうため注意が必要です。
3冷蔵庫で冷やして食べる
ラップをしたカヌレを冷蔵庫で30分程度冷やして取り出します。中の生地が引き締まって甘みが抑えられ、外のカリカリ感も残ります。甘すぎるお菓子が苦手な方にも◎
カヌレの種類とおすすめマリアージュ
カヌレは1種類しかない?そんなことはありません。全部で3つに大別されています。
カヌレ(プレーン)
直径5cmほどの定番サイズ。ラム酒、バニラビーンズと卵のみを使用した、フランス伝統の味わいを楽しみたい方に。
フレーバーカヌレ
抹茶、ストロベリー、黒ごまなど様々な味わいを楽しめるカヌレ。近年では豊富な種類が登場しています。
プチカヌレ
直径3cm未満の一口サイズ。手頃な価格で、友人や恋人、家族への贈り物にもぴったりです。
田園調布にあるプチカヌレ専門店COMME PARISは、プチカヌレに特化して販売を行っております。小さくて、可愛い!そしてカヌレ本来の味わいを楽しめる大人気店です。オンラインショップもございますので、ぜひ一度食べてみてください。
おすすめマリアージュ
ほうじ茶と食べるカヌレ
カヌレのバターとバニラの甘い香りとほうじ茶のほんのり甘みが合わさって絶品。オーブントースターで焼いて食べるのがおすすめです。
珈琲に合わせるカヌレ
食後の珈琲と共に食べるカヌレも相性抜群。珈琲の苦味と、カヌレの甘みが合わさって何粒でも食べたくなる味わいです。
アフタヌーンティーに紅茶とカヌレ
イングリッシュブレックファーストのほんのり芳醇な甘みとカヌレのバターの風味はマリアージュとしておすすめです。
ワインとともに嗜むカヌレ
ボルドー地域発祥のカヌレは、ワインと一緒に嗜む文化も。冷やして食べるカヌレとワインの渋みは相性120点です。
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田園調布小さな焼き菓子専門店「COMME PARIS(コムパリ)」。
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